【少女前線】世界観(随時更新中)

はじめに

本記事は萌娘百科様のこちらを許可を取った上で翻訳したものとなります。

一人で翻訳作業を行っているため、誤字や脱字が存分に残されているかもしれませんが、お許しください。

なおご存知の通り、少女前線は日本版が出ていないため固有名詞が実際どのような形で訳されるかは不明です。なので、一部強引な訳出を含む場合もございますが、ご了承ください。

未完ですが、是非ご一読を。

物語の背景

1905年、ソ連(ロシア帝国時代)が未知の生命遺跡を発見し率先して研究を始めた。これが人類と崩壊・逆崩壊技術の初めての接触となる。

2030年、7名の中学生が誤って北蘭島の封鎖区域に入り込み、漏れ出した遺跡物質(崩壊液)により広域低放射線感染症(E.L.I.D)を患った感染者の襲撃に遭う。警察の部隊が救助に向かったが失敗し、更には遺跡内の崩壊液が全面的に漏れ出す羽目となった。

E.L.I.Dは瞬く間に世界中に広がり、人類の居住可能区域は狭まっていった。そしてついには数少ない汚染を受けていない土地を巡って、歴史上でも稀に見る凄惨な第三次世界大戦が勃発した。

停戦後も人々は変わらずいがみ合っていたが、国家は既に荒廃し機能しなくなっていた。そこで代わりとなる民間軍事会社(PMC)が台頭する。

本作の時代設定はまさにここである。プレイヤーは民間軍事会社に所属する指揮官となり、戦術人形を指揮して世界に平和をもたらす役目を果たすのだ。

用語説明

・自律人形

2033年に研究を始めたもので、外見は人間に近似していり知能も極めて高いロボットの総称。当初は日常的な業務や任務の補助を行う程度だったが、技術の進歩により戦場の主力を務めるに至った。

製造時に人形に権限を付与しないので、極めて高い知能と人間に似た感情を抱くことはできるが、人間の命令に逆らうことはまずない。

技術の進歩により外見にしろ感情表現にしろ、人間との区別がほぼつかなくなってきている。


・戦術人形

戦闘に特化した自律人形の一種。戦後の深刻な人手不足や環境汚染により人形の軍事的な応用を求める声が高まり、その結果開発された。

初代の戦術人形はただ銃を手に持った自律人形で、人間が様々な設定を施すことで任務に使用していた。一方二代目は「烙印システム」「ダミーネットワーク・システム」を搭載することで、高性能かつ大規模な部隊運用が可能な人形となっている。

初期の戦術人形は自律人形の流用が多かったが、後に戦闘用に特化したものも作られるようになった。


・傀儡人形(ダミー人形)

独立した戦術人形(「主機(ホスト)」と呼ばれる)は拡張することで、複数のダミー人形を持つことができる。

ダミー人形の戦闘能力はホストと同等だが、演算能力は劣っており、命令を受けてそれを実行する程度にしか備わっていない。


・齊納協議(ジーナ議定書)

90wishが発表した広域通信の規格。これを用いることで一定区域内の人形同士で直接通信網を形成したり、メッセージの送受信が可能となる。

特徴としてはホストコンピュータや通信衛星の補助を必要としないところで、これはP2Pの通信方式と似ている。


・蝕刻理論(エッチング理論)

ペルシカが2054年に発表した理論。この理論により、一種独特なエッチング処理を施すと物質同士は新たな「場(空間)」において特殊な繋がりを持つことができると証明された。

IOP製造会社はこの理論を戦術人形に応用し、人形と武器をエッチングして繋げることで、人間を遥かに超える戦闘力を付与しようと試みた。

ペルシカは非公式に、遺跡崩壊の研究にこの理論は影響を受けていると述べていた。

なお、この功績によりペルシカはIOPの援助を受け16LAB(ラボ)会社を立ち上げ、エッチング理論とそれを更に派生させた技術を管理している。


・烙印系統(烙印システム)

「武器は私の手の一部、目の一部となり…体の一部となる。その全てを私は把握しており、たとえ離れたところにあっても銃口が東を向いているか知ることができる。」

エッチング理論を発展させた技術であり、ペルシカが2058年に発表した。正式名称は「Advance Statistic Session Tool(ASST)」であり、この技術により戦術人形は自分の武器との間で特殊な繋がりを持つことが可能となった。

戦術人形に言わせると「自分の体が半分に分割されたような感覚。常にもう一つの自分を感じることができるし、銃が体の一部になった気分。なので、まるで武器に目がついたかのように自由自在に操ることができる。」とのこと。

この繋げる際の処理が烙印を押すのに似ていることからASST技術は「烙印」技術とも呼ばれる。

戦術人形は出荷時にASST技術を通して、特定の武器と一体一の独立した特殊な関係を構築する。

ASST技術の一番の特徴は、それぞれの銃の特色によって戦術人形の素体が自動で決定される点にある。

データベースの数値や歴史的な資料を元に、人形はASST技術によってその武器に最適と思われる造形や性格が決定づけられるのだ。

戦術人形は自分の専用武器を用いることで効率や精度を大幅に上げることが可能で、一定の物理的条件の元で武器の位置をいつでも感知できるのだ。とはいえ、物理的な要素により人形の能力はやはり大幅に制限される。

この技術は既に多くの軍事会社に公開しているが、核心(コア)に関わる部分の技術は今もペルシカが独占している。


・安全承包商(軍事会社)

第三次世界大戦後、残った国々は財政難や人手不足などの問題を抱え、一部の大都市や工業地帯しか防衛しなくなった。

他の地方都市や田舎についてはオークション形式で、民間軍事会社に任せたのだった。

こうした中、地方の安全を守るという名目の元で様々な軍事会社が生まれ、巨額の利益を生んだ。また、そのための武器を製造する企業も次々と成立していった。

当初軍事会社の部隊は人間の傭兵が多かったが、人形技術の発展に伴って、戦術人形を主戦力とする軍事会社も増えていった。


・格里芬(グリフィン)

2053年、退役軍人の克魯格(クルーガー)により作られた軍事会社で、正式名称は格里芬與克魯格(露:Грифон&Крюгер 英:Griffin&Kruger 日:グリフィン&クルーガー)私人安全承包公司(民間軍事会社)

その資金源は主に自身の人脈を活用し関係を深めた政府や財団からきている。当初はグリフィンも他の軍事会社と同じく、人間の傭兵を主力部隊としていた。

しかし1年後には初代戦術人形が出荷され、クルーガーはそこに新たな可能性を見出した。彼は戦術人形を購入して主戦力とし、人間の負担を減らそうとしたのだった。


・戦術指揮官

グリフィンが雇う人間の指揮官のことであり、プレイヤーが演じるポジションもこれにあたる。主な業務は戦術人形を管理、指揮することで各地の安全を守ることである。

戦術指揮官に最も求められるのは受けた軍事訓練の多さや豊富な経験ではなく、ある特殊な心理テストを通過することである。このテストによりグリフィンの人形との相性を測ることができる。

また他には、十分な我慢強さ、勇気、忠誠心なども求められる。

戦術指揮官はこの乱世において必要不可欠な人材である。なぜなら人形は命令がないと動けず、指揮官が部隊の全てを司ることになるからだ。また、実際の戦闘では、指揮官は鉄血の優先攻撃の対象にもなりうる。

勝利した戦いにおける指令はテンプレートとして残され、人形が再び似たような場面に遭遇した際にそれを活用した自律行動が可能となる。

また一部の能力が高いグリフィンの人形部隊は、短時間だが命令なしの単独行動が可能である。

2062年、グリフィンは鉄血の脅威にさらされ、至急新たな指揮官を募集することになったのである。


・IOP製造公司(IOP製造会社)

第三次世界大戦中に成立した工業メーカーであり、前身については不明。戦争中に元90wishのメンバー、ペルシカの協力を得て、戦術人形の生産を開始した。

銃器を搭載した戦術人形の他に、日常業務のお手伝いをしてくれる自律人形も生産している。

グリフィンの戦術人形は主にこのIOPにより提供されている。また双方が交わした協議によると、グリフィンが人形を注文しすぎたり、戦場からまだ使える人形を拾ってきたりした時に、それをIOPに返品できるとしている。

IOPは武器管理規約に従ってその武装を解除して他の機能を加え、民間の市場に売り出して再利用する。


・鉄血工造

正式名称は鐵血工業製造公司(英:SANGVIS FERRI 日:鉄血工業製造会社)。老舗の工業メーカーであり、北蘭島事件後に成立した。

汚染が突如爆発的に広がり、世界中の大企業が対応できずにいた頃、鉄血はその優れた軍用品を売り出し市場の高いシェアを占めた。

第三次世界大戦終了後、鉄血は元90wishメンバーの萊柯瑞斯(リコリス)を招き、人工知能を利用した全く新しい戦術人形を開発させた。

しかしとある事件が起き、鉄血工造の人形は制御不能に陥った。人形らは従業員を虐殺し、鉄血は完全に彼女らの手中に落ちたのであった。

人類にとって、彼女らは敵であり、怪物であり、そして人殺しなのである。


・北蘭島事件

1905年、東欧で見つかった未知の生命遺跡により、人類は初めて崩壊・逆崩壊技術と接触することになった。

そして2030年。数名の中学生が探検ごっこで入り込んでしまい、その後の救助活動も失敗。結果としてこの技術の核心の物質である崩壊液が漏れ出してしまったのだった。

封鎖が及ばなかったために、崩壊液は世界中に広がった。都市は消え去り、人口は急激に減少、そしてほとんどの土地が居住不能となってしまったのだった。

この世界を揺るがした恐ろしい災難は北蘭島事件と呼ばれた。


・第三次世界大戦

北蘭島事件後、未曾有の災難が世界各地に降りかかった。各国は対応に追われる中で互いを責め、責任を押し付け合った。そしてその矛盾はある日、ついに限界に達した。

2045年、人類の最も原始的な欲求である住処や食糧を巡って、全世界を巻き込んだ戦争が勃発。後にこれは第三次世界大戦と呼ばれた。

終戦後の世界はもはや荒廃しきっていた。文明は滅びる寸前まで追い込まれ、各地の政権にも民を守るほどの力は残されていなかった。そこで台頭したのが様々な軍事会社であった。

また多くの土地が汚染されてしまい、それ以上の居住や開発が不可能となったことも、機械やAIの技術向上に拍車をかけたのだった。


つづく

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